10月30日の事。晴天だが風が冷たい。
吊るし柿(干し柿)用の渋柿「スミナガラ」の収穫。
黄色の柿の表面の所どころに墨を塗ったような黒い所があるのでスミナガラって呼んでるらしい。
一本の木で100㎏ほどとれる。
ワリバサって言う、竹竿の先を二つに割った道具で枝を挟んで折って取る。
作業はもちろん上向きだ。
柿の葉越しに青い空が見える。晴天。
収穫の間に3回、飛行機を見た。かなり高い。日の光に輝いて見える。
山間の狭い空の半分以上通過したころに音が聞こえて来る。
渋柿も木に残しておけば、だんだんと真っ赤に熟れて柔らかくなって甘くなるので、冬に鳥が食べる。
天然の保存食だ。全部は取らずにおこう。(と言うより、腕が限界!)
親戚のおじさんが干し柿作り名人なので、毎年送る。
今年も60㎏送った。