CD紹介

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セカンドアルバム
 命通う道

◆柳井勇のCDセカンドアルバム「命通う道」アナザージャケット、全13曲/PAXREC/PX-ya00033AJ ¥2500(税込)

◆柳井勇のCDセカンドアルバム「命通う道」オリジナルジャケット、全13曲/PAXREC/PX-ya00033 ¥2500(税込)

・津和野の伶人、柳井勇が奏でる極上のヒーリングサウンド。民族楽器の音色と、素朴で野趣に満ちた作風が郷愁を誘う。まさに「フォルクローレ」な一枚。南米フォルクローレの楽器、ケーナ、サンポーニャ、チャランゴ、ギターなどの他、篠笛やパーカッション。これらを全て自ら演奏し多重録音により表現するアンサンブルスタイルを軸とした、個性豊かな楽曲の数々。
・作者が暮らす島根県鹿足郡津和野町周辺の風景や季節感を表し、昔から変わり得ぬ懐かしさを感じさせる。
・アルバム全体で使用した楽器は、◇笛類:ケーナ、ケナーチョ、サンポーニャ(マルタ、サンカ、トヨ)、篠笛。◇弦楽器:ギター、チャランゴ、エレクトリックベース。◇打楽器:ボンボ、チャフチャス、ティンバレス(ティンバル)、カウベル、ボンゴ、シェーカー、カホン、ジェンベ(ジャンベ、ジンベ)、サンバン、ケンケニ、ドゥヌンバ(ドゥンドゥンバ、ジュンジュン)ログドラム(スリットドラム)和太鼓、鈴、スチールドラム(スチールパン)など、ほとんどが生楽器による生録音。

<曲解説>


1:はじまり  作曲/柳井勇 演奏/柳井勇 【2013年録音】

この世の全ての始まりみたいな宇宙感覚。サンポーニャの3オクターブユニゾン、後半はケーナとC管ケナーチョも登場。間を縫って入るギターのベースラインが印象的。拍子の数が変化しながら進行する。


2:太陽とみんな  作詞・作曲/柳井勇 歌・演奏/柳井勇 【2011~2012年録音】

(コーラス/井野小学校 平成23年度6年生のみなさん。)
このアルバムの13曲目の同タイトルのインストバージョンに歌がついたもの。2011(平成23)年度を最後に廃校となってしまった島根県浜田市三隅町の山あいの井野小学校との交流の中から歌詞を付けることとなった。
時は2011年。あの大震災の年。唯一無二の太陽は全てに力を与えてくれる。その太陽の言う言葉ならば広く遠くどこにでも届けることが出来るはず。そして大自然の真っただ中ですくすくと育つ井野の子どもたちが太陽とリンクする。バックコーラスは井野小学校の最後の卒業生。そのはつらつとした歌声も太陽に託して広く遠く届いて欲しい。


3:息吹  作曲/柳井勇 演奏/柳井勇 【2013年録音】

したたかで、しなやかな、生命の力。それを肌で感じながら生活できる喜び。静かなイントロにどこか感じる「期待感」を裏切らない、後半の力強いアンサンブルが心を揺さぶる。
島根県出雲市のコミュニティーエフエム「エフエムいずも」のオリジナル番組「金曜ラジオ劇場~出雲の民話シリーズ」のテーマ曲に使われた。


4:生きる願いとともに  作詞・作曲/柳井勇 歌・演奏/柳井勇 【2012年録音】

どうにもやり場のないことについて、自然の大きな懐に預けてみる… 結局答えは自分で見つけなくては…
リズムの土台はジェンベ。イントロ、間奏などの笛は篠笛。両脇で鳴るログドラムは広い自然をイメージさせる。


5:いたずら者の踊り  作曲/柳井勇 演奏/柳井勇 【2012年録音】

ここで言ういたずら者とは、農作物を荒らす厄介者、猿とか猪とか。そうは言っても里山の仲間たち。元気よく踊っていただこう。5拍子、4拍子、3拍子が組み合わされたリズムが楽しい。


6:ラ・クカラーチャ  作詞/柳井勇 曲/トラディショナル 歌・演奏/柳井勇 【2007年録音】

ファーストアルバム「音手紙」にも収録されているこの曲。リミックスで、すこ~し雰囲気がちがう。2曲目の「太陽とみんな」で話題にした井野小学校の男の子たちが黒マントの衣装まで作って『ゴキブリーズ』を結成し、このラ・クカラーチャに合わせて踊った姿が忘れられず、「太陽とみんな」と併せて同アルバムに収めておきたかったのだとか。ご存知ラ・クカラーチャはメキシコ民謡。これに作者なりの歌詞をつけた。ぱっと聴きの明るい印象のわりに、深い意味が有ったりする。スチールドラム(スチールパン)の音が印象的。


7:命通う道  作詞・作曲/柳井勇 歌・演奏/柳井勇 【2010年録音】

(コーラス/津和野幼花園 平成22年度めろんぐみのみなさん。)
アルバムタイトル曲。もともと「シートゥーサミット」というイベント(河口から山の頂上までカヌー~自転車~徒歩で駆け上がる競技と、川を取り巻く環境について考えるシンポジウムなどを合わせたイベント)が島根県西部の吉賀町、津和野町、益田市に渡って流れる高津川流域で行われた際の閉会イベントのアトラクション用に「高津川」を題材とした曲として生まれた。山、川、海の景色、自然の成り立ち、命の連鎖、人の暮らしやそれぞれの人生。それらを「ビダーラ」というフォルクローレのリズム形式に乗せた。「ビダーラ」の「vida」は、生命、一生、人生、生活、などを意味する。島根県松江市出身のシンガーソングライター六子がこれをカバーしアルバム「心唄3」にも収録されている。


8:サツキ  作曲/柳井勇 演奏/柳井勇 【2012年録音】

作者が指導を依頼された篠笛のサークルのレパートリー曲として2006年作(だが録音は今回用)。タイトルにちなんで「サツキ会」という会だが残念なことに現在休止中。しかし「すず風の会」という篠笛のサークルがこの曲を引き継いでいる。ギターと篠笛だけの”和風”な楽曲。ギターのリズムの揺らぎと粘りはフォルクローレゆずりか。


9:眠れぬ季節  作曲/柳井勇 演奏/柳井勇 【2013年録音】

「タキラリ」というリズムの曲。悶々とすっきりしない気持ちを、熱帯のリズムにのせて絞り出す。低音のケナーチョと高音のケーナのデュエット。ベースラインはギターで演奏。リズムに彩りを添えるのはボンゴというラテンパーカッション。


10:秋  作曲/柳井勇 演奏/柳井勇 【2012~2013年録音】

秋、良く晴れた里の風景。澄んだ空、稲刈りはもう済んでいるころ。紅葉がところどころ。
ステレオで聴くと、左に太鼓と鈴と篠笛、右にサンポーニャとギターとチャフチャス。和楽器とフォルクローレ楽器のコラボレーションになっている。3曲目の「息吹」同様、島根県出雲市のコミュニティーエフエム「エフエムいずも」のオリジナル番組「金曜ラジオ劇場~出雲の民話シリーズ」に使われた。


11:歩いてゆこう  作詞・作曲/柳井勇 歌・演奏/柳井勇 【2013年録音】(コーラス/Naomi)

世界中で厄介なことが起こる。遠くでも、近くでも。自分たちにも起こる。規模も違えば事柄も違うが、個々においては、みな一大事。いろいろあるのだが、なんとかアクションするしかない。アフリカンパーカッションのアンサンブルにギターとチャランゴが乗っかる珍しい組み合わせ。そして歌はAメロだけ、という挑戦!


12:アヤばあさん  作詞・作曲/柳井勇 歌・演奏/柳井勇 【2013年録音】

このアルバムの裏タイトル的な一曲。作者の実祖母の生涯を歌う。ダイジェストではわからないが、アルバム中でこの曲だけフェードアウトで終わる。ゆえに、はっきりとした終わりがないのだ。


13:太陽とみんな(instrumental)    作曲/柳井勇 演奏/柳井勇 【2011年録音】

ティンバレスの音が印象的なイントロで始まるこの曲は、地元島根県鹿足郡津和野町にあるケーブルテレビ、サンネットにちはら、の「ニュースサンネット」という番組のテーマ曲として制作し、2011年7月からの番組に使用。今回セカンドアルバムのラストとして起用。運動のあとの整理体操、ストレッチのよう。気持ちいい!


◆youtubeで少し聴けます!
再生リスト「命通う道ダイジェスト」
https://www.youtube.com/playlist?list=PLGsvsVfcqqhF6-JXo-UxgZPqmlsF69tda
からどうぞ。
(動画に使用されている写真は柳井勇の撮り貯めた身近な風景をピックアップしました。)

◆CDの入手について
柳井勇CD販売サイト http://yanaishop.gengorou.jp/

◆※◆※◆セカンドアルバム「命通う道」のアナザージャケット、準備中です。下記お取り扱い店には2019年4月ごろから順次供給予定です。

<お取り扱い店>
下記店舗にて取り扱いをしています。お近くの取扱店にお問い合わせください。
(通信販売可能なお店もあります!)

☆コチャバンバ 大阪店 http://www.cochabamba.jp/
☆みずほ楽器 島根県浜田市 http://www.mizuho-gakki.co.jp/
☆有限会社宮内オリエント商会 島根県益田市 http://orient1.co.jp/
CD紹介ページ http://orient1.co.jp/publics/index/119/&anchor_link=page119_497#page119_497
☆サウンド・パレット 島根県益田市 http://www.iwami.or.jp/sound/sound.htm
☆ケーナ製作工房 風工房 EL VIENTO 山口県山口市 http://www1.bbweb-arena.com/viento/
☆道の駅「シルクウェイにちはら」 http://www.silkway.co.jp/
☆道の駅 津和野温泉 なごみの里 http://nagomi-nosato.com/
☆(有)カスヤ(書店文具店) 島根県吉賀町六日市 tel:(0856)77-0017
☆(有)ミヤタ 島根県鹿足郡津和野町 tel:(0856)72-0062

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ファーストアルバム
音手紙

◆柳井勇のCDファーストアルバム「音手紙」アナザージャケット、全12曲 PAXREC / MP07y-d000001 ¥2500(税込)

・南米フォルクローレの哀愁と日本のこころが融合する独特の音世界。今もなお聴く者の心を揺さぶり続ける不朽の名作。演奏クオリティーもさることながら、その日本語の歌は日本のフォルクローレ界に一石を投じ、歌いつがれている。幅広い音楽性で聴く者を選ばない名盤となった。
・ケーナ、サンポーニャ、チャランゴ、ギター、ボンボ、チャフチャスなどによるアンサンブルが基本で、他にジェンベ(ジャンベ、ジンベ)などのアフリカンパーカッションや木製箱型のカホンという打楽器、日本の篠笛が使われたりもする。ゲストミュージシャンによるエレクトリックベース、アコーディオンが使用された曲もある。
・歌のある楽曲が8曲。器楽曲(インスト)が4曲。歌詞は全て日本語。

<曲解説>

1.米の酒と笑い声と自慢ばなし  作詞・作曲 / 柳井勇 【2001年録音】

不思議なリズム。「カポラル」という形式(楽曲のリズム&スタイル)。聴いているうちに体内に取り込まれて鼓動と一体化する。歌詞は作者の暮らす今、そのもの。


2.黒い瞳の娘  作詞・作曲 / 柳井勇 【2002年録音】

形式「ワイニョ」。チャランゴという弦楽器のかき鳴らしによる変幻自在なリズムが特徴。繰り返しの多い歌詞とメロディーが印象的で知らないうちに覚えてしまう。


3.音手紙~モグラ~  作曲・添え詩 / 柳井勇 【2000年録音】

情緒のあるインストゥルメンタルナンバー。サブタイトルの通りモグラの添え詩が付いており、聴きながら読んでもらうという仕掛けだ。ある環境問題がテーマのイベント用に制作した曲。憂いのあるサンポーニャの音が身体に染み込む。間奏のメロディーに作者の日本へのこだわりがうかがえる。


4.銀の首飾り  作曲 / 柳井勇 【1999年録音】

どこかスペインの香りもするインストゥルメンタルナンバー。ケーナ、ギター、サンポーニャの見事な絡み合い。何度聴いても飽きない。


5.強がり一人芝居  作詞・作曲 / 柳井勇 【2007年録音】

形式「トバス」。今やフォルクローレの定番の一つになったこのリズム。華やかでキャッチーな曲が多く人気が高い。この作品も「トバス」らしさ満点だ。


6.風車   作詞・作曲 / 柳井勇 【2000年録音】

なんと悲しい歌だろう。形式「カルーヨ」。カルーヨは悲しい歌が多い。この独特のリズムの揺らぎが癖になりそうだ。アコーディオンが使われている。ケーナより長い「ケナーチョ」という縦笛の音色がまた物悲しさを誘う。


7.ラ・クカラーチャ  曲 / トラディショナル  作詞 / 柳井勇 【2007年録音】

メキシコのトラディショナルにオリジナルの歌詞を付けた。「主人公はゴキブリだけど意味は広くて深いんだ」と作者談。ケーナの演奏とアフリカ譲りのリズムアレンジ。ついつい身体が動き出してしまう。


8.七尾  作曲 / 柳井勇 【2007年録音】

吹いている笛は「篠笛」。日本の横笛だ。まるで言葉のように語りかけて来る。作者は笛も作る。この笛も本人手作りだという。石見太鼓保存会という和太鼓グループの曲の挿入曲として作った旋律を基としている。


9.線香花火  作曲 / 柳井勇 【2007年録音】

フォルクローレには欠かせない小さな弦楽器チャランゴによるソロ。本人いわく「僕にはこれ以上うまく弾けない」となにやら謙遜な作者。タイトル通りとっても綺麗な曲だ。


10.ちぎれ雲  作詞・作曲 / 柳井勇 【2006~2007年録音】

アルバムを象徴する名曲。まさに生まれ育つ里の風景。演奏には神楽笛も使っている。現代的なリズムアレンジと民謡風な歌詞とメロディーが違和感なく融合する。米を作って生きて来た日本の「心」と「季節」が歌い込まれている。島根県松江市出身のシンガーソングライター六子がこれをカバーしアルバム「心唄2」にも収録されている。


11.今日も有り難う  作詞・作曲 / 柳井勇 【2007年録音】

今では日本でもポピュラーとなったアフリカンパーカッションのジェンベをフューチャーしたまさにアフリカンなリズムアンサンブルだ。作者は根っからの打楽器奏者でもあり、叩きだすリズムはたちまち音楽に躍動感を与える。

12.帰り道  作詞・作曲 / 柳井勇 【2007年録音】

独特の粘っこく弾力のあるリズムが気持ち良い。形式「ワイニョ」。演奏、歌ともに優しさであふれている。短い歌詞には、逆に多くの意味を含むもの。聴く人それぞれの思いに重ねて聴いて欲しい。


◆youtubeで少し聴けます!
「音手紙ダイジェスト」
https://www.youtube.com/watch?v=WSh_bghVYp4
からどうぞ。
(動画に使用されている写真は柳井勇の撮り貯めた身近な風景やレコーディング中スナップをピックアップしました。)

◆CDの入手について
柳井勇CD販売サイト http://yanaishop.gengorou.jp/

<お取り扱い店>
下記店舗にて取り扱いをしています。お近くの取扱店にお問い合わせください。
(通信販売可能なお店もあります!)

☆コチャバンバ 大阪店 http://www.cochabamba.jp/
☆みずほ楽器 島根県浜田市 http://www.mizuho-gakki.co.jp/
☆有限会社宮内オリエント商会 島根県益田市 http://orient1.co.jp/
CD紹介ページ http://orient1.co.jp/publics/index/119/&anchor_link=page119_497#page119_497
☆サウンド・パレット 島根県益田市 http://www.iwami.or.jp/sound/sound.htm
☆ケーナ製作工房 風工房 EL VIENTO 山口県山口市 http://www1.bbweb-arena.com/viento/
☆道の駅「シルクウェイにちはら」 http://www.silkway.co.jp/
☆道の駅 津和野温泉 なごみの里 http://nagomi-nosato.com/
☆(有)カスヤ(書店文具店) 島根県吉賀町六日市 tel:(0856)77-0017
☆(有)ミヤタ 島根県鹿足郡津和野町 tel:(0856)72-0062

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