山の便りとツバメ報2020(4)

2020年6月3日以来です。
新型コロナ関係で催しは激減で暇になったと思いきや、とてもとても忙しい。
音楽教室の移転があったので、それに伴う用事が結構たくさんあって、今もまだいろいろ抱えている、、。。
農業に至っては、降ったり照ったりが極端なために施さねばならないことが多くなってなかなか大変。
で今年はまた一段と野生動物の攻めが厳しい。
ピンとこないかも知れないけどノウサギさんが結構厄介者。植えた黒大豆の新芽をどんどん食べる。稲も食べる。野原の物じゃダメなのかねえ。
サルはカボチャが大好物!早い品種のカボチャ全滅!
秋口からはやっぱりイノシシが田にやってくる。。一応侵入防止対策してあるんだけど、さらに増強。手持ちの資材は全部使ってしまった。
最近はムジナ!(アナグマ)これがまた今年は多い。
畑に入っては土を掘り返してミミズか何かを探す。植えてあるものには興味がないみたいだが、せっかく根付いた苗ものをグジャグジャにするのでこれまた大変。
周りに柵はしてあるんだけど、さすがにアナグマ、土を掘って柵の下から入る。すごい。感心している場合ではなく、あの手この手で知恵比べ中。
この状況、飽きることはないが、面白いわけではない。忙しい!

稲作では特に今年「ウンカ(小さな虫)」の大発生で近隣の圃場は大変な事になっている。
幸い、うちの田は収穫が早い品種で少しの被害で済んだけど、遅い品種は大きな被害。なんかこれほどひどいのも記憶にない。

さて今年も秋祭りシーズン。今年は新型コロナの関係で伝統行事も取り止めが多い。
私が関わる地区は縮小、簡素にして行うものが多い。近隣の神楽の関係者も「ひま~」の一言。
演奏のお仕事もほとんど中止。だけど、時間的には他に回せた分助かった面もある。

結局、ツバメ報の締めくくりも出来ないうちに一気に秋。辺りは彼岸花が満開だ。
なんと今年、遅くにやって来たツバメカップルが強引な早業で新しい場所に巣をかけた。
外トイレ(農家なので土足で使えるトイレが必要なんです。)すぐ横、軽く手が届くところ。
多分よそで失敗して来たかな?。でもここもヘビは来そうよ~。
五つ卵を産んで全部かえて、順調と思いきや、やはりアオダイショウの小さいのにやられて、、
でも、なんと、巣の底に黒い平べったいものが?
ヒナが一羽だけ巣の底と同化して、かくれみの術。助かったこの一羽、ちゃんと巣立っていきました。全部で4か所になった巣場所の全部が巣立ったのが8月4日。
ちょうど猛暑が始まったころだ。いつもならだんだんと集団になって秋ごろまであちらこちらで見かけるものだが、あまりに暑いので、かどうか、涼しい所へ移動?かどうか。
ツバメたちは早めに姿を消した。

さあ、栗、小豆、大豆、柿。秋の収穫はまだまだ本番!
動物たちも、お手柔らかに。

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