これだけ降らなくても枯れずに少しずつ流れ出ていた山水も、ついにおととい頃から、出なくなった。
棚田の上の溜め池もほとんど底。
田んぼにはもう水は要らないので、安心なのだが、自家用の畑物は悲鳴だ。
畑の隅っこに、湧き水が溜まる穴がある。
直径1メートルくらい。「つるい」って呼んでいる。
そこはホントに枯れた事がない。今もそこには透明な水がある。
その水をバケツでくんで畑物にまく。
が、くんた後の水位が戻るのに時間がかかるようになった。
こんな年も無い。
明後日頃から雨になるらしいが、まあ、降ってみないとわからないのが今年。
降るところは山が削られ茶色になり、
降らぬところは土も白く砂漠に似る。
海外では乾燥で山火事が起こり、
緑色のところが緑で居られない世の中だ。
今のところここはまだ緑に囲まれている。